No.876
宮崎の熱血フルーツ伝道師
またの名を農産加工チャレンジャーの
田中陽一です!
日本の農作物のものさしが
今ある「規格」から「個性」にかわり
日本がもっと笑顔で豊かな世界になるために。
果物の加工の力で実現していきます!
昨日のブログでお話しした
食品加工に大切な「p H(ピーエッチ)」の
お話をしました。
酸性であるゼリーはボイル殺菌で
常温流通が可能になることを
ご紹介したんですが
最後に疑問になった
「じゃや酸っぱくないコーヒーゼリーは
どうやって殺菌するの!?」
と言う疑問に答えていきたいと
思います〜♪
※「p H」について知りたい人は
昨日ブログをご覧ください。
まず、コーヒーゼリーは味覚的にも
酸っぱくありません。
「中性」の食品です。
なので、85℃のお湯に30分漬け込んだ
ボイル殺菌では十分な殺菌はできません。
最初はそのままでも分かりませんが
常温で置いていると次第に容器の中で
微生物や細菌が動き出して
容器ないにガスが発生して
膨れ上がるような状況になったりします。
これを防ぐためには
加熱時間を増やすだけでも
対応は不十分です。
結論としては
もっと温度を上げることです。
120℃で殺菌をします。
世にも恐ろしい120℃
でも水は100℃で蒸発してしまうので
そんな温度は容易に作れません。
じゃあどうすんの!?
と言う人たちのために作られた
機械があるんです❣️
それがレトルト殺菌装置。
このんマシーンを使用すると
特殊な機械で、圧力をかけて水の沸点を上昇させることができ
120℃と言う高温での殺菌を実現します!!
ちなにに細菌の世界で最強と言われるのが
「ボツリヌス菌」と言うものがあります。
この装置はそいつすらもやっつける最強兵器。
お値段も最強ですw
ちなみに誤った操作や
機械の破損などがあると
人が死んでしまう危険性のあるものなので
設置の際に労働局に申請して
検査。認証を受けなければなりません。
また、車の車検のように
毎年整備をして
ボイラー協会の検査を受けます。
それくらい大掛かりな設備なんです。
でも、そのおかげでコーヒーゼリーや
水ようかんなどの商品を作ることができます。
「レトルト」と言う言葉の通り
カレーやパスタソースなどの
レトルト食品もこの装置で殺菌されています。
なので、いつかはひょっとこ堂から
レトルト食品が発売されるかもしれませんね😀
ちなみにこの内容は
以前にもnoteでもう少し詳しく
ご紹介したことがありますので
そちらも是非ご覧ください😁
今よりもボリューム感持って
書いてるなぁ…😊
このレトルト殺菌や
ボイル殺菌で食品の賞味期限を
長くしたい!
という方はお気軽に
お問い合わせください〜😁
それでは今日はここまで。
また明日お会いしましょう😊
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Profile
日本の農作物のものさしが 『規格』ではなく『個性』に変わり 自分に自信を持って生きる 最高に輝く生産者であふれる日本にする! まずは拠点の宮崎から!
宮崎の農産加工チャレンジャー田中陽一です!
借金8千万円でゼリー加工場を立ち上げるも大失敗!ゼロ、いや超マイナスから這い上がる中で得た加工品作りの秘訣。
小ロットだって大丈夫!農作物の有効活用、オリジナルの加工品作りの救世主‼︎